2013年4月12日~4月21日に遊工房で開催された、『ジェイミ・ハンフリーズ個展』を初日に見に行きました。
ジェイミさんが講師を務めた3331のセミナーに参加して以来、あちこちのイベントでお目にかかったりしてましたが、作品を拝見したのは今回が初めて。
「場」と結びついたインスタレーション、興味深かったです。
「TED」っていうカンファレンスイベント、知ってる方も多いと思います。
アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回開催される、超有名な講演会。
“ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)”っていうコンセプトで、全世界から集まった出演者たちが繰り広げるトークやパフォーマンスの、まぁクオリティが高いこと。なんといっても、その講演を見に行くためには年会費7,500ドル(約70万円)を支払って、それでも閲覧希望者が多いと見られないかもしれないって、どんだけ……。
過去の出演者には、アメリカ元大統領のビル・クリントンとか、ヴァージン・グループの創業者であるリチャード・ブランソン、気候危機のテーマで映画にもなったアル・ゴアなどなど誰でも知ってる有名人も多数講演してますが、他にも科学者やアーティスト、技術者や作家、哲学者、写真家、研究者などなど、もうありとあらゆるジャンルから「これは!」っていうプレゼンテーションやパフォーマンスが目白押しでくらくらします。
ハンス・ロスリングの統計データが生き生きと踊るプレゼンとか、あれはもうプレゼンテーションというより完成された芸術的なショーやエンターテインメントの領域。
あ、もちろん僕も見に行ったことはなくて、もっぱら無料のオンライン動画で堪能しているわけですが。
とにかく、それが「TED」です。
今回、なんでこの記事を書いているかというと、もちろん「TED」すごいよってことを伝えたかったのに加えて、もう一つ、「TEDx」の存在について。
TEDのうしろに“x”がついてる「TEDx(テデックス)」っていうのは、「TED」の精神を継承しつつ、みんなが気軽に主催できるイベントのこと。日本国内でも「TEDxほにゃらら」っていうイベントがいくつか開催されているので、行ったことがある人もいるかもしれません。
ここではっきり言っておきたいのは、「TED」と「TEDx」は全く別物ってこと。
例えて言うなら、「TED」はメジャーリーグで、「TEDx」は草野球みたいな感じ。
もちろん、「TEDx」にもすごいプレゼンはたくさんありますよ。でも運営からして違うんです。
実は、「TEDx」を主催したいと思ったら、TEDのサイトから申請するだけ。もちろん審査はありますが、問題なければ誰でもTEDxの主催者になれちゃう。
ハードルがあるとすれば、主催者の中に「本場TEDを見に行ったことがある人」が必要っていう条件ですが、それも観客が100人以下の場合は不要。もうホント、思い立ったら「TEDx」ですよ。
っていうわけで、どなたか「TEDx」主催したい方います?
「そうだ、あのネタブログに書こう」とか思って更新しようとすると既にその記事が自分のブログに公開されてたり。
絶対これは、僕の知らないところで勝手にコビトが書いてるのだと思うのです。ブログの妖精みたいな。
5月にこのブログ立ち上げて、一ヶ月で50本くらい記事を書きました。相変わらず、もともとのブログ「日曜アーティストの工房」の方へも通算ほぼ日ペースで更新中。
隙間時間を有効に活用するため、最近はもっぱら歩きながら移動しながらスマホで記事を書いたりもしていて、もちろんこの文章も今、通勤途中にiPhone片手に。
下書きとか構想、画像などをDropboxに入れといて、時間を見つけて書くのですが、たまに書いてたのを忘れたり。知らない間にコビトが書いてたんじゃないか、と。そんな気分なのです。