最近は旅と写真が

今日はこれから、旅と写真をテーマにしたイベントへ登壇する予定。昨年頃から徐々に本格的に「旅ライター/ブロガー」の活動に取り組んでいます。

もともと、旅が好きなんですけどね。学生時代、15日間かけて北米大陸を列車で旅したり。2002年に機材を山ほど持ち歩きながら、ネットで配信しながら屋久島を旅したり。2013年にカナダ観光局の「オーロラ王国ブロガー観光大使」に選ばれたのがきっかけで、昨年はタイ観光アンバサダーをやったり、ニュージーランド航空からチケットをいただいてロトルアを旅したり、チェコ政府観光局のブロガーツアーに参加したりなどしつつ。国内でも富山県南砺市や、岡山県赤磐市などの地域おこしのプチ移住企画に参加したりなど。旅をライフワークにするのも良いな、と。

そんなこともあって、今回「旅だんご」っていう、旅をテーマにしたサイトを立ち上げてみました。

http://tabidango.com/

このサイトを使って、いろいろ記事を書いたり、実験したりなどしようかな、と。いろいろ試しながら、何かちょっと今までと違うことにもチャレンジしようか、と。

思いつきで動くから、どこまで続くか分からないけど、まぁとにかくとりあえずいろんなことを試行錯誤しながらやっていきますよ。

そういえば、このブログを更新するのも久しぶり。

『動物をまとう展』

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動物がテーマのグループ展

銀座モダンアートで開催された『動物をまとう展』。
ここは、いろんな企画展があって、それぞれテーマが面白いです。
身に付ける動物の作品。ニワトリの鞄とか、インパクトありますね。

【展示期間】
3/7(木)-3/19(火)
12:00-19:00(最終日は17時まで)

【会場・主催・お問い合わせ】 銀座モダンアート
〒104-0061東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル608
web: http://www.ginzamodernart.com
e -mail: info@ginzamodernart.com
TEL/FAX: 03-5579-9830 (営業時間12:00-19:00 不定休)

AIRでカナダ行きたい

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かなりずっと前から「アーティスト イン レジデンス」っていう滞在型の創作活動をいつかやりたいなぁと思っていて、いろいろ調べたり探したりしてたんですが、その中で、「これは良さそう!」って思ったのがここ。

Joe Creek Artist Retreat
http://www.joecreek.ca/

カナダの大自然の中で、創作活動って素敵じゃない?
実は、カナダ観光局の観光大使になる前からずっと行ってみたかった場所なので、実現に向けて計画立てようかな、と。いつか、ね。

金澤翔子さんの書展

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会社の近くにある伊藤忠のアートギャラリー。金澤翔子さんの書展をやってた。繊細で、かつ迫力のある字。でっかい筆って乱雑になりそうだけど、翔子さんのはすごく丁寧で、かつダイナミック。感動しました。

「コンタクト・ユニバース」のレセプション・パーティに参加して、アートについて考えた

CONTACT UNIVERSEのオープニング。アツコバルーに来ています。

ドームの中に描かれた世界。

壮大なコンセプトがありそうな作品。(スペース)オペラの原型?
なんか、そういう感じの作品だっていう解説があって、改めて拝見したらなるほどな、と。逆に、そういったコンセプトなり、テーマなり、背景を理解していないと、うまく作品を理解できないかもなぁ、とか。

「アート」ってそういうところあるよね。

解説なしにコンセプトが伝わるかどうかとか、それが良いか悪いかとかは置いといて、伝えたいことがあって、伝わるか分からないけど、伝えようと努力するのがアーティストなのだと思う。
正しく伝わったら万歳。でも、歪曲してしまっても、なにかが伝われば成功。何も伝えることができなかったら失敗。

そんな感じ?

『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』がくれた“きっかけ”

title「これは観なきゃ!」って思ってたドキュメンタリー映画、『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』を観てきました。

チケットを購入したら、番号が7。「お、ラッキーセブン」と思ったら、何のことはない、劇場入ってみたらお客さんが7人しかいなかった……。映画が始まってから何人か途中で入ってきたので、それでも10名くらい。

映画のタイトルになっている「ヴィック・ムニーズ」っていうのは、ブラジル出身でニューヨークで成功した現代アーティスト。そのヴィックが、故郷ブラジルのゴミ処理場で、リサイクルのためにゴミを拾うのを生業とする“カタドール”と呼ばれる人たちと共にアート作品をつくるってのがこのドキュメンタリー映画のストーリー。

世界最大級のごみ処理場「ジャウジン・グラマーショ」で、ゴミやがらくたにまみれて作業をする“カタドール”は社会の底辺にいるともいえる人たちですが、彼らは毅然と誇りを持って仕事をこなしている。その姿は、ある意味牧歌的でさえあって、まるで大昔の採集民族の生活のような。ここで拾うものは、食べ物ではなく、換金できるリサイクル品だという違いはあるけど。

みんなまじめで善良な人たちなのだろうな、と。ドラッグの密売人や娼婦が周りにいるなかで、あえてゴミ処理上で働くことを選んだ人たち。
たぶんきっと、ちょっとだけ世間と歯車がかみ合わなかっただけなのかもしれない。

ふと、自分がホームレスに片足突っ込んで職探しをしていた頃のことを思い出します。

働く気があるのに、社会が居場所を提供してくれない。僕はアメリカの大学を卒業した直後、仕事が見つからないまま西海岸を1ヶ月くらいホームレス状態でさまよってました。車で寝たり、安ホテルに泊まったりしながら、就職活動。コネもツテもなく、ただひたすら開かないドアと叩き続けているような毎日。
僕は基本的に根は楽天家で、どんなところにでも身一つで飛び込んでいくたちなのですが、この時ばかりは八方ふさがりで参りました。
出口のない迷路に閉じ込められたような気分で悶々としている中、たまたま受けた面接の知り合いの人を紹介され、なんともあっけなく宝石デザイン会社のデジタル広告部門に配属され、アクセサリーの写真を撮る仕事に就くことができたのは、放浪を始めてから約1か月後。初めて給料を受け取った時、僕の所持金は200ドル(約2万円)くらい。日本に帰国するための飛行機代にも足りず、ホントにギリギリでした。

ちょっとしたきっかけなんだろうな、と。チャンスは雲のようにフワフワといつでも流れてくる。でも、上を向いて眺めているだけでは遠い夢で終わってしまうので、とにかく雲に近づけるように、登ってみること。きちんと努力をして、かつ運が良ければ雲に到達することができる。下から見上げる雲とは違っているかもしれないけど、確かに確実に雲に包まれてる実感は味わうことができる。

ヴィックと一緒にアート作品制作に参加し、ポートレートになった人たちは、その後様々な道を進みました。ちょっとしたきっかけが、その人たちの人生を変えたということ。それは、ヴィックが変えたのではなく、変わりたいという本人たちの意思。アート制作は、あくまでそのきっかけだったのだろうな、と。

自分の人生を振り返ってみると、僕にもそういう人生の転機になるような「きっかけ」がいくつもあったことに気付かされます。そして多分、このドキュメンタリー映画を観たことも、なにかしら僕の人生に影響を与えるきっかけになるのかもしれない。

そんなことを考えつつ。

『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』
http://gomiart.net/

アツコバルー『TAGAMI展』の迫力はそこにアートの本質があるから

渋谷のギャラリー2軒目。ここでも飲むっていうね。アツコバルーのTAGAMI展に来ています。

プレオープンのイベント以来。正式にオープンしてから初めて訪れたアツコバルー。アートと向き合うには最高の場所かもしれない。

渋谷区松濤にオープンしたアツコバルーで開催中の『天才おじさん、TAGAMI展 第一弾』を観てきました。本当に、ブラリと立ち寄ったんですが、ものすごく素敵な空間になっていました。

靴を脱いで上がると、一瞬にして作品に取り囲まれる。ワンドリンクオーダーして、飲みながら、歩きながら、しゃがみ込みこんで覗き込んで作品と触れ合う感じ。

でね、このTAGAMIさんの作品がまた素晴らしい。いわゆる「アートでございます」的な作品ではなく、とにかくもう描かずにいられないから描きつづけたっていう感じの作品群。確かに、技術的には未熟な作品もあるけど、それを圧倒する迫力がありました。

そうなんだよね。アートってこういうことなんだよね。
山田かまちとか、バスキアとか、そんなアーティストのソウルを感じました。

そうなんだよ、僕もこういう風に絵を描きたかったんだって。学生時代に描いてた頃のことを思い出しました。

アツコバルー ATSUKOBAROUH arts drinks talk
http://l-amusee.com/atsukobarouh/

スマートシティのデータを地図上で可視化すると?

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Watch_Dogs WeAreData

なんかすげぇ、これ。
地図上に表示されている生々しいデータを見てると、なんだかクラクラしてくる。

スマートシティのデータを地図上にマッピング。
そのエリアの電力消費やパブリックトランスポーテーション、ATMや公衆トイレの位置などの他、監視カメラや地域住民の平均給与や失業率、その場所の犯罪率なんかも表示されてる。
Twitter、Instagram、Foursquare、Flickrなどのソーシャルメディアに投稿された場所なども。いろんなAPIソースからデータを引っ張ってきている感じですかね。

重なっていくデータのレイヤー。
そしてそのデータは、現実に合わせて変化し続ける。

膨大であからさまなデータの数々に、ちょっと怖くさえなりますね。
なんだか、新しい時代を感じます。

奥野ビルの思い出

そうか、奥野ビルにある『銀座モダンアート』の作品展に参加してからもうあっという間に3カ月くらい経つみたい。そろそろ、また参加したいのですが、つくる時間が……。ネタはいろいろあるんですけどね。

▼ビルの裏側から見上げてみる
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▼奥野ビルの歴史を刻んだ一室
306号室。

▼築80年にもなると、ドアとかもうバラバラ
ドア

またやるよ。近いうちにね。